剪定現場で久しぶりに見かけた珍しい木
「メグスリノキ」です。
落葉高木樹です。
変わった名前の木ですが、本当に目薬としても使われていたようです。
丈夫な木なので都会で日当たりの良いところでも大丈夫です。
しかし最近めっきり見かけなくなりましたね。
雑木ブームの頃には植木市場でもたまに見かけましたが。
紅葉も綺麗ですのでまたその頃にお邪魔したいと思います!
そんなメグスリノキを見ていたら
一本のササクレだった枝を発見。
ハサミで切って
この枝です。
幹肌が毛羽立っているのがお分かりいただけますか?
この犯人、実は「蜂」です。
蜂が噛んでこうなるんです。
蜂はかじった木を材料にして巣を作るんだそうです。
蜂の巣の材料は木なんですね。
それは良いんですが枝が枯れるほど食べなくても良いのに…
植物は樹皮に近いところを通って養分を運んでいるんで、
表面をかじられただけでも木にとっては痛手を負うんです。
人間だけじゃなく木にとっても蜂は怖い存在ですね。
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