サルスベリ掘り取り

この前の日曜は所属する消防団の総会がありました。

コロナ対策の為団員全員での出席ではなく人数を絞っての開催。

そして来年度で団員歴で十一年目に突入です。

気付いたら10年も経っていました。

地元で商売するなら知り合いを作らねば！

と、思って入団したのが２９歳の時でした。

おかげで地元で商売をやっている方とはたくさん知り合えました。

最初は知り合い作りが目的だったので、あまりやる気はなく半分くらいしか活動に参加していませんでした。

不純な動機ですよね。

それでも続けるうちに、地域防災にとって消防団の必要性を感じることが多くなり大切な団体なんだと改めて知り改心しました！

今では活動に参加する意義が変わりました。

今回はサルスベリの掘り取り移植作業です。

自分の現場ではないのですが、先日応援に来てくれた弟弟子のところへ応援返しにお邪魔しました。

なかなか年月を感じるサルスベリでした。

植えられてからあまり鋏を入れていないようなので、枝が詰まることなく先にスッと伸びていて綺麗な樹形です。

弟弟子に重機であらかた掘ってもらい、自分が根鉢の形を整えたり、太い根を切る作業を担当です。

土も硬くなく掘りやすく作業は順調に進んだのですが、

見事に木の真下を水道配管が通っています…

当然このままでは掘り上げられないので、配管を根鉢ツラで切ってしまいます。

致し方ありませんね。

あとで配管の補修をかければ大丈夫！

という訳でパイプを切断しました。

土木作業が済んだら次は「根巻き」をしていきます。

運んでいる最中に根鉢が崩れないように、根巻きテープと麻紐で締め固めていく作業です。

久しぶりにこれ程大きい根を巻きました。

覚えているか不安でしたが、流石に体に染み付いていたようで杞憂で一安心。

最後にクレーンで引き出して作業完了です。