夜な夜な映画のサブスクを楽しんでいる大和屋です。
先日も「バッファロー’66」を観たと書きましたが、
今度は「忌野清志郎」のライブ映像を観ていました。
自分には、庭師になる前に舞台音響の仕事をしていた過去があります。
その中の記憶で一番思い出深いのが、
忌野清志郎と甲本ヒロトが同じステージで、
「雨上がりの夜空に」を歌っていた瞬間なんです。
舞台袖でプロのステージを観る事は毎日でしたが、
あんなに鳥肌が立ったのは初めてだったのを思い出しました。
音響していた時代だから経験できた、役得ですね。
ではでは、
今は音響さんではなく「庭師」ですから庭のお話を
以前にもちょこっと書きましたが、石工道具について紹介したいと思います。
とりあえず手持ちの石工道具を並べてみました。
石工道具とは、「石」を「加工」する道具です。
この道具を持ってるのは、石屋、彫刻師、庭師くらいかと。
ものすごくニッチな道具です。
具体的には、石を「割る」「削る」「均す」道具です。
幸いなことに大和屋が住む愛知県には石工道具を作っているお店があるんです。
全国的にも稀有なお店です。
お店の紹介はまた今度できればしますね。
「コヤスケ」と言います。
大きく石を割る時に使います。
単独で使うより
「石頭」
セットウを使って、コヤスケの背中を叩いて石を割っていきます。
「トンカチ」
コヤスケで割った断面を切り口を整えるのに使用します。
「ノミ」です
膨らんだ石の面を削ったり、荒削りをしたり、細かい調整をしたり…
一番使ってますね。
これも石頭と一緒に使っていきます。
「ビシャン」
石の表面を荒らすのに使います。
サンダーで切った石の切り口を荒らしたり、ノミで削った面を整えたりします。
これらの石工道具を使って石仕事をしていきます。
他の業種では、まず目にしない変わった道具の紹介でございました。
悪しからず…
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