大和屋のお客さんだとここを含めて二件、赤松が植わっているお客さんがいます。
尾張地域だと赤松より黒松が多いです。
郡上で庭師をやっている後輩と会ったのですが、逆に郡上だと黒松より赤松が多いそう。
確かに、大和屋のある岩倉より北の山を見ると自生しているのは赤松が多いです。
ただ尾張地域の庭木としては圧倒的に黒松が多いです。
しかもこのお宅にあるのは、門かぶりの株立ちの赤松!
希少ですね!
赤松は黒松と比べて芽が細かく優しい枝振りなので「雌松 メマツ」と言われます。
一方、黒松は「雄松 おまつ」です。
なので剪定もその優しさが出るようにしていきます。
最初はもっと枝かずが多かったのですが、年々減らしていって今は空がかなり透けて見えるようにまでなりました。
それとやっぱり赤松の魅力は名前の由来にもなっている赤い幹肌ですね。
手入れの際に樹皮を剥いてやると綺麗な赤い幹肌になるのですが、ついついその作業が楽しくて必要以上にしてしまいます。
たまりませんw
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