前回の投稿【クロガネモチ剪定】の現場も三日目です。
結構植木の本数が多い現場で、前の庭師さんの癖が色濃く植木に残っていてほぐすのに一苦労しております。
庭師という仕事は資格や免許が無くても(一応ありますが)できる仕事です。
なので、これと言ったガイドラインや正解がない仕事です。
仕上がりに関しても日本の地方によって千差万別です。
お客さんや庭師が出来栄えを良しとしたらそれが正解。
なので大和屋では最初にお邪魔するお宅では、まずヒアリングから始めます。
・仕上げかた
・生活スタイル
・趣味嗜好
などなど。
お話ししながら何となくこうして欲しいのだろうなと、こちらで見当を付けます。
よく言われるのが「さっぱりして欲しい」
実はこれが一番難しい表現だったりします。
「さっぱり」という言葉の裏をお客さんとの会話から探り作業していかねばなりません。
こちらでは良しとしても、切りすぎだったりその逆も然り。
分かりやすくいうと美容院や床屋さんみたいな感じですね。
と、前置きが長くなりましたが
お客さの意思を組んだ剪定を心掛けて雨の中作業してきました。
仕事柄、虫や毛虫に刺されることには慣れているんですが。
その中でも地味に痛いのが
蟻です。
登って作業している木の上や、掃除中に結構噛まれます。
それにしても今回の蟻は痛かったです…
しかも噛まれた後は痛痒くなって腫れます…
どうやら蟻酸とかいう毒を出しているそうで。
でもキャリア15年以上になるとそんなに腫れないみたいですww
一緒に作業していた3年目の庭師さんは腫れまくってました…
石の上にも15年ですね!
あんまり嬉しくありませんが…
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