「カイコウズ」
別名で「アメリカデイゴ」とも呼ばれていますね。
最近入っている岐阜県の現場近くの公園で咲いていました。
変わった形の花が特徴的ですね。
マメ科の植物なので、他のマメ科植物と同様成長が早いです。
葉も他のマメ科の木同様丸い可愛い葉の形をしてますね。
お庭で使う場合は日当たりの良い場所で、上にも伸びますがそれ以上に横に伸びたがる性質なので、ある程度の広さを確保してあげると、この木が本来持つ雰囲気を楽しめるかと思います。
「デイゴ」と付くだけあってオリエンタルな感じがする木なので、アジアンテイストなお庭や、南国リゾートな雰囲気なお庭などによく馴染むと思います。
それと、枝には小さながら棘がありますので剪定するときには要注意ですよ!
地味に痛いですから!
今回は目隠し用のマルバヒイラギの「葉数を増やしたい」との依頼を受けましたので、そちらについてです。
ちょっと分かりづらいですが真ん中の木が「マルバヒイラギ」です。
植えられて5年以上経つのらしいですが、なかなか葉が密にならず目隠し用途としての、お客様のご要望に応えていないのが現状です。
葉が茂らない原因として、いくつか考えられる要素があります。
・日照不足
・水不足
・肥料不足
などなど…色々ありますが
今回は、土壌の肥料落ちが考えられました。
我々愛知県尾張地方の庭師が、基本土として使うのは「山砂」です。
三河地方に行くと「サバ土」と呼ばれたりしますね。
本来は「真砂土」と呼ぶらしいのですが、呼び名がマチマチなのが現状です…
この辺りだと瀬戸や豊田の山で取れる土で、水はけが良いのでこれを用います。
ですが、植栽時に肥料を多めに入れてあげないといけませんし、追肥が必要な土壌です。
植栽時には、「バーク」「腐葉土」「赤玉土」「鹿沼土」「ピートモス」「バーミキュライト」「炭」などなど…
これも、植木や植栽場所によって変わってきますし、使われる植栽用土はかなりあります。
植栽時に、基本土の山砂だけで植えることはあまりありません。
土に植えるだけでは植物は上手に育ってくれないんです。
本来の話とだいぶ逸れて土壌の話になってきてしまいました…
でも、それくらい土壌はかなり大事なんです!
書き出すと、まだまだ話は尽きそうにありませんし、本題に辿り着きそうにないので
今回はここまでにしますね、、、
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