前回のブログで書いた「石貼り」の現場
前回はいきなりベースまで仕上がったところで終わってしまいましたが
本当は、重機で掘削、雨水配管のやり直し等々あったのです
でも…
写真を…
と、いう訳で写真を撮ることを心に於いて現場を進めていきます
調子が良かったり、ハプニングが起こるとついつい写真を撮るのを忘れがちです
前回のブログの最後に載せた写真です
今回は駐車場も兼ねた石貼りですので、下地にコンクリートを打設します
人が歩くだけのアプローチでしたら、下地コンクリートは打ちません
砂きめ、もしくはモルタルきめが定石です
今回使用するのは、厚みが60mmの御影石です
コンクリートの厚みが70mm、下地調整用のモルタルが30mm、その上に60mmの御影石の順番です
仕上がってしまえば、石の下がどうなってるか分からないのですが
100mm圧の「コンクリート・モルタル」の層があることになっています
一般的な駐車場のコンクリート圧が100mmですので
それくらいの厚さが必要になるんです
説明が長くなってしまいました…
今回は120mm厚の延石を半割りにしていきます
石切用の丸ノコみたいな道具です
水を出しながら切っていきます
水を出すことで、ダイアモンドの歯が焼き付かないようになっているのと、粉塵が飛ばないようになっています
ただ水を出しながら切っていくので、まわりがビショビショになります…
切ってる人間も…
言わずもがなですね
溝を切ったら、
上の写真の「板矢」という石材を割る為の道具を差し込んでいきます
こんな感じです
これを石頭(イシアタマじゃなくセットウです)で、叩いて割っていきます
均等に叩き入れていかないと、綺麗に割ることが出来ないので、石の音を聞きながら叩いていきます
これを延石10本弱に施していきます
石切の加工は石屋に持っていてやって貰うこともあるんですが
今回は応援に呼んだ元従業員がやってみたいと言ったので、久しぶりの石加工でした
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