ようやくこちらの現場でも植栽工事にかかる事ができました。
今回は事務所と自宅、両方のファサードに植栽をしていきます。
今回は植木の種類からお客さんの意向を尊重して、尚且つ一緒に植木畑に行き選んできました。
こちらのお客さん(高校生の頃からの同級生)は流石デザイナーだけあって頭の中にしっかりイメージがあり、それに見合う木を植えたいって事でした。
という訳で建物壁のクランクしている箇所から植栽していきます。
こちらに植えるのは6mの「アオダモ」です。
中々の大きさです。
結構大きめのアオダモですが、建物際に高さのある植木を植える事によって得られる利点は結構あります。
皆さん敬遠されがちですが。
単純に緑を身近に感じられる事以外にも遠近感が生まれ植栽帯をより広く感じられる事が出来ます。
次に植え込んだのは建物向かって左側。
こちらには小豆島からやってきた「オリーブ」。
施主自らオリーブを探しに三河の植木屋さんに行って選んできた立派な木です。
やはり幹の太さがやはり立派ですね。
普通に稲沢で生産しているオリーブとは歴然の違い。
お次は建物右側のアオダモ前。
こちらにも小豆島やってき「オリーブ」。
今までは同じ種類の木を並べる植栽をした事がありませんでしたが、今回は施主とも相談して敢えてそうする事に。
詳しくは後ほど書いていきますね。
最後に植えたのは自宅前の植栽帯。
これまた「アオダモ」。
植栽帯があまり大きく取れないこともありますが、こちらは敢えて樹高3m位の小さめを植えます。
最後に微調整の土入れをします。
木だけでも遠近感は生まれますが、地面に高低差をつけると尚更良くなります。
今回敢えて高木の樹種を絞ったのは庭に纏まりをつけるためと関連性をもたらしたかった為。
事務所前と自宅前は距離が離れているので別のモノとして捉えても良かったのですが、こちらの建物が事務所と自宅と形は違えど同一の素材を使っていたりして纏まりがあります。
なので樹種を変えて植える事は避ける事にしました。
でもこれが中々難しい。
同じような樹形のアオダモを選ばないように注意しました。
後は低木下草類を植えて仕上げですね。
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